都道府県ごとのご当地グルメ~島根県にはどんなご当地グルメがあるのか?~
島根県は中国地方にある日本で2番目に人口が少ない県となっています。
人口は少ないですが、日本屈指の観光名所である出雲大社があり、毎年数多くの観光客でにぎわう場所でもあります。
今回はこのような島根県についてどのようなご当地グルメがあるのかということを紹介していきたいと思います。
島根県の郷土料理「出雲そば」
出雲そばは島根県の中でも出雲地方に分類されている地域で広く食されている郷土料理となっています。
また、出雲そばは日本の三大蕎麦とも呼ばれているほど有名な蕎麦となっています。
出雲そばの特徴としては、そばを作る時に蕎麦の実の皮ごと挽くため、普通の蕎麦よりも 香りが強いということが挙げられます。
蕎麦の色も普通の蕎麦よりも少し黒く見えるようになっています。
出雲そばの一般的な食べ方としては割子蕎麦があります。
割子蕎麦は重箱に蕎麦を盛って食べる食べ方です。
とした食べ方となっています。
島根県の出雲そばでは、普通の割子蕎麦とは食べ方が異なります。
通常、割子蕎麦は蕎麦をだし汁に入れて食べるようになっていますが、出雲そばはだし汁の中に蕎麦を入れるのではなく、蕎麦の入っている重箱にだし汁を入れていて食べるという方法をとります。
割子蕎麦以外にも釜揚げ蕎麦で食べる場合もあります。
釜揚げ蕎麦はかけ蕎麦に似ていますが、かけ蕎麦とは違い、水で蕎麦を締めるということを行いません。
蕎麦は基本的にかけ蕎麦やもり蕎麦という食べ方を行いますが、出雲そばではこれらの一般的な食べ方よりも割子蕎麦や釜揚げ蕎麦といった独特な食べ方をすることが多い蕎麦の種類となっています。
出雲地方では神社やお寺の周りに出雲そばを食べることができるお店がたくさんあり、参った後にお店に立ち寄って出雲そばを食べる観光客もたくさんいます。
鳥取発祥のご当地グルメ「ぜんざい」
日本の伝統的な食べ物である「ぜんざい」は島根県発祥であるといわれています。
出雲地方で神事の際に用いられた「神在餅」が由来であると考えられています。
出雲地方は発祥の地ということもあり、ぜんざいを食べることができる場所がたくさんあります。
これらのぜんざいを食べることができるお店では、もちろん通常のぜんざいを食べることもできますが、様々なバラエティーに富んだぜんざいも食べることができるようになっています。
神社の近くにあるお店では縁結びのぜんざいなども販売されています。
ぜんざい以外にもさまざまな甘味を食べることができるので、ぜんざいと一緒に食べてみてください。
島根県に昔からあるご当地グルメ「うずめ飯」
島根県にはうずめ飯という昔から食べられてきた郷土料理があります。
うずめ飯は日本五大銘飯の1つにも数えられています。
うずめ飯はかまぼこやシイタケ、ニンジンといったものを賽の目に切って醤油で煮てからご飯の上に乗せ、
これが基本的なうずめ飯の食べ方となっていますが、地域によってこの食べ方にアレンジを加えることもあります。
うずめ飯に入れる具材も地域によって異なりますので全く同じうずめ飯というのはほとんどありません。
うずめ飯は上記の通り、作るのにとても手間のかかる料理となっています。
そのため、うずめ飯を食べることができるお店は島根県の中でも少なくなっています。
ですので、うずめ飯を食べることができるお店を見つけた際には食べてみることをお勧めします。
鳥取名物「ドジョウ料理」
安来市はドジョウが名物の地域となっています。
そのため、安来市ではドジョウを様々な使った料理を食べることができます。
ドジョウを食べ慣れている人はあまりいないかもしれませんが、ドジョウはウナギと同様にとても栄養価の高い魚となっています。
料理に使うドジョウは基本的に完全に成長しきっていないものとなっています。
そのため、骨も柔らかく、骨の処理をしなくてもそのまま食べることができるようになっています。
ドジョウを使った料理としてドジョウ汁やドジョウを使った鉄鍋などがあります。
安来市にはドジョウ料理を食べることができるお店がたくさんありますが、それぞれに独特の工夫があるので、お店ごとのドジョウ料理を食べ比べてみてください。
都道府県ごとのご当地グルメ~島根県にはどんなご当地グルメがあるのか?~のまとめ
今回は都道府県ごとのご当地グルメということで島根県にはどのようなご当地グルメがあるのかということを紹介していきました。
島根県のご当地グルメには少し変わった食べ物が多くありますが、それぞれの食べ物がとてもおいしいものとなっています。
また、島根県のご当地グルメの中には基本的にその地域でしか食べることができないような料理もあるので、島根県を訪れた際にはぜひこれらのご当地グルメを食べてみてください。