山口県・秋芳洞で非日常的な洞窟の神秘と感動に浸ってみよう!
山口県の観光スポットと言えば、天然の鍾乳洞で知られる秋芳洞(あきよしどう)が、近年とても有名になっていますよね!
日本各地に点在している、まるごと自然の鍾乳洞の中でも最大規模とされている秋芳洞。
こちらの記事では、山口県の秘境である秋芳洞について、その見どころをご紹介しています!
はじめて山口県に訪れるあなたはもちろん、自然豊かな観光スポットをお探しのあなたや、中国地方にお出かけの予定があるあなたも、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね!
そもそも秋芳洞ってどんな所?
山口県に訪れた経験はあっても、ずばり秋芳洞を目当てに足を踏み入れたことがない―そんな方も実は多いのではないでしょうか?
初めて訪れる方にとって、秋芳洞がどのような場所であるのか、今ひとつイメージがつきにくいですよね。
そこで、まずは秋芳洞がどのような鍾乳洞であるのかについて、簡単にご説明していきます!
秋芳洞とは、山口県の美祢市に位置する秋吉台国定公園の一部であり、公園の地下100m以上に及ぶ日本最大の鍾乳洞のことを指します。
観光可能圏内は、約1㎞であり、最奥の琴ヶ淵から入り口付近にかけて川が流れていることもあり、1年を通しておおよそ17度前後で統一されており、比較的涼しいことでも有名です。
夏場は涼みながら、また冬場であっても体感温度を上げながら中を観光することができるので、家族連れはもちろんのこと、お年寄りの方にも人気のスポットになっています!
入洞料金は、高校生以上が¥1,200、中学生が¥950、小学生は¥600になっていますが、団体での予約は、人数により対応する料金が異なります。
また、障がい者手帳をお持ちの方は割引もありますので、対象の方は受付で提示しておきましょう。
秋吉台国定公園までは、車かバスで訪れる方が大多数を占めています。
バスの場合はJR新山口駅から約45分、車での場合は「秋吉台IC」から約5分の場所にあるので、車で旅行されることが多い方にとってはすんなり訪れ易い位置になります。
次にご紹介するのは、秋芳洞にあるいくつかのとっておきの見どころや、観光客に人気のオススメポイントについてです。
まだ行ったことが無い、これから秋芳洞へ行こうとしているあなた―ぜひ行ってみたい場所の参考にしてみてくださいね!
秋芳洞の見どころ3選
こちらでご紹介していく3ヶ所の見どころについて、ぜひ行ってみたいポイントを抑えつつ、道筋をイメージしてみてください。
その1.待ち構える壮大な秋芳洞の「入り口」
一見すると、「入り口が見どころ・・・?」と思ってしまいますが、秋芳洞の入り口付近の景色は、訪れる人が一発目に感動する絶景スポットとして人気の場所です!
鍾乳洞の奥側から流れ出てくる川の勢いは、どこからシャッターを切ってもSNS映え間違い無しの写真が撮影できます。
鍾乳洞の入り口までの道のりは、自然のマイナスイオンを浴びながら徐々に涼しくなっていくので、体感温度に極端な差が生まれにくいのも、女性にはありがたいポイントですよね!
その2.見る人の足を止めてしまう「百枚皿」
地下世界に突如として現れた、大きな棚田のような岩場の群れは、通称「百枚皿」と呼ばれています。
「百枚皿」は、段丘の中腹側から流れ出す水が波紋状に固まり、波紋の縁の部分が長い時間をかけて化学反応を起こし続けた結果、連なる皿型を生んだと言われています。
ただし、名称こそ「百枚皿」ですが、実際にはこの命名以降も自然のサイクルは続いていることもあり、現在でも500枚近くの皿型が存在し続けています。
その3.秋芳洞のシンボルとされている「黄金柱」
高さ約15m、幅約4mにまで達するこの「黄金柱」は、天井岩から流れ続けた地下水が、数万年の年月を経て、岸壁伝いに石灰分を蓄積させて出来上がった巨大な柱です。
秋芳洞に足を踏み入れる人を圧倒する鍾乳洞の中核として、現在では秋芳洞のなかのメインスポットとされています。
また、子どもの目線から見ると、角度によっては年月の輪廻が段々の波模様にも見えることがあり、子連れでも十分に楽しんで観光することができます。
ここでご紹介した3ヶ所以外にも、秋芳洞にはたくさんの絶景ポイントがそこかしこに点在しています。
ぜひ仲良しのお友達や、ご家族でも秋芳洞に訪れた際には、自分たちのお気に入りスポットを見つけてみてください!
山口県に来たら、秋芳洞へ!
ここまでご紹介してきた、秋芳洞のたくさんの魅力について、少しでもお分かりいただけましたでしょうか?
鍾乳洞と言うと、神秘的な雰囲気や印象を受けることが多く、時には恐怖感さえ覚える方もいらっしゃいますが、その中でも圧巻の存在感を示す秋芳洞。
山口県に訪れた際には、ぜひ一度、秋芳洞へ立ち寄って、自然のエネルギーを体いっぱいに感じてみてはいかがでしょうか!